人は1ヶ月くらい食べなくても生き延びることができますが、1ヶ月寝ないということはできません。
それぐらい睡眠は人間にとって全ての機能を回復するために重要なものなのです。
睡眠は、その日1日の疲れやダメージをとることはもちろん、脳を休ませ、心を安定させるためにもとても重要です。

 

良質な睡眠がとれていないと、ストレスも溜まってしまいますよね。
美容にもよくありません。

 

ゴールデンタイムに眠る

特に寝る時間帯は重要です。
人間は太陽とともに起きて、太陽が沈み暗くなったら眠るというのが、自然な睡眠のあり方ですが、なかでも深夜の0〜2時はゴールデンタイムと言われる時間帯です。

 

この時間帯に熟睡していることを条件に、成長ホルモンが分泌されるからです。

 

成長ホルモンとは体の組織を修復・再生する働きがあります。
疲れた体を癒し、体力を回復させ、代謝を促すことで美肌や脂肪燃焼をサポートし、さらには病気になりにくい体を作るために不可欠な、免疫力を上げてくれるパワーまで秘めています。

 

ただし、副交感神経が優位になっている深夜の睡眠時間に主に分泌されるので、この時間に寝ているかどうかが勝負です。

 

昼寝では成長ホルモンは十分には得られません。
それでも、横になることで重みのある首や肩が重力から解放されて疲れをとることはできますし、神経を休めるという意味では有効です。
特にお年寄りや子供にはお昼寝は必要でしょう。

 

ストレスを解消するための質の良い睡眠をとるには?

 

自律神経には、体を動かすための交感神経と、体をゆったりと休ませるために働く副交感神経があります。
なかなか眠れないときは、夜にもかかわらず、交感神経が優位になっている状態といえます。

 

眠るときには電気を消して部屋を暗くし、テレビなど音がするものもスイッチをオフにしましょう。
もちろん寝る直前のスマホやパソコンを使用は控えましょう。

 

最初はなかなか眠れない方もいるかもしれませんが、静かな部屋のなかで、目を閉じて静かにしていれば副交感神経がだんだん優位になり、眠りやすくなります。

 

それでも眠れない方は、ストレッチなどをしてみましょう。
股関節を伸ばしたり、肩甲骨を動かす肩回しをしてみたりと、簡単なものでかまいません。
「ストレスを解消する簡単ストレッチ法」に詳しいストレッチ法が書いてありますので参考にしてみてください。

 

ストレッチをすることで、体が適度に温まり、冷えてきたころに睡眠状態に入りやすくなります。

 

また、夜はシャワーだけで済ませず、お風呂にできるだけ浸かるようにしましょう。
ポイントは15〜20分、汗が出るくらいまで浸かり、体を温めます。
お風呂から上がった後、すぐには布団に入らず、30分程度待って体温が下がり始めるのを待ってから布団に入りましょう。
お風呂で温まった体は、冷めていくに従って副交感神経が高まり、眠りやすくなります。

 

また、眠る前にはコップ1杯の白湯か水素水を飲んで寝ることもおすすめします。

 

ちなみに、夜中にトイレに行きたくなるのは体が冷えているからです。
体を温めれば熟睡できます。

 

体温があがることで血行が良くなり、全身に栄養が行き渡りやすくなって、顔のたるみや老化防止にもつながります。

 

寝具選びに注意

 

昨今、様々な機能を持った寝具が販売されていますよね。

 

・適度な硬さがあって体が沈まない高反発のマットレス
・体を包み込むようにフィットする低反発タイプ

 

一時的に使うのは快適で良いかもしれませんが、あまりに機能がよすぎる寝具で体を甘えさせてしまうということになるかもしれません。
楽をしようとせずに、根本的なことから解決していきましょう。